2018 HANABANASAI 花々祭
LIVING & ART

花々祭を美しい花々で彩る
〈エデンワークス〉

エデンワークス〉ドライフラワー
大:5,400円(10種類/約35×23cm)
小:3,240円(5種類/約25×15cm)
※中身はアソートです。
■新宿店本館3階=リ・スタイル

2018年の花々祭のキャンペーンムービーや伊勢丹新宿店全館の装花を手がける〈エデンワークス〉のドライフラワー専門店「EW.Pharmacy」が、伊勢丹新宿店本館3階=リ・スタイルに登場。調剤薬局で薬を調合するように、数種類のドライフラワーをお客さまのご要望に合わせてその場で包装します。

2月24日[土]・25日[日]は、フラワークリエーターの篠崎恵美氏も来店予定。ドライフラワーの新しい楽しみ方をご提案します。
※来店予定は都合により変更になる場合がございます。

〈エデンワークス〉
篠崎恵美氏インタビュー

独創性に富んだ新しい花の世界を生み出すフラワークリエーター、〈エデンワークス〉の篠崎恵美氏。同氏が手がける、富ヶ谷のドライフラワー専門店「EW.Pharmacy(エデンワークスファーマシー)」にてお話を伺いました。

お店の中がいい匂いなんですが、これはドライフラワーの香りですか?

はい、そうです。香り付けはなんにもしていないんですよ。ドライフラワーってちょっと変なニオイがすることもあるんですが、それは作り方や保管方法に問題がある場合が多いです。とくに大敵なのが湿気ですね。

香る花をセレクトすることも多いんですか?

ラベンダーのようにポプリにするような花も多いです。「EW.Pharmacy」は薬局がコンセプトなので、その人にあった香りをイメージして選んでいます。

悩みに合わせて選んでもらえるんでしょうか?

そうですね。色や香りのイメージでお選びします。あとはお花の名前って神話からついているものもあるので、そこに込められたストーリーだったりを参考に。

プレゼントにもメッセージ性が込められそうですね。

たとえば彼女と喧嘩しちゃったんですよという男性が来てくれて、「あなたに従う」っていう花言葉の花を多めに入れてくださいって(笑)。植物の名前や原産国、花言葉などを処方箋のようにまとめたリストにチェックを入れてお付けするので、お花に込めたメッセージも伝えられます。

リストに載っている20種類のドライフラワーが常時置いてあるのですか?

20種類を2カ月に1回切り替えています。ドライなので春のお花ができあがるのが夏になるんです。そうすると春の時季に春のお花を入れたいとなったら1年前のお花になってしまい、どうしても香りも良くない。ドライにしてもフレッシュな方が香りも色も良いので、季節はあまり追えないんですよね。だから色合いなどで季節感を出しています。たとえばバレンタインだったらピンクとか赤といった感じで。

色鮮やかな花も多いんですが、何か工夫が?

そのままきれいになるものは乾燥するだけですが、1回漂白して染めたり、プリザーブドみたいに漬け込んだり。〈エデンワークス〉は基本的にCDジャケットとかPVとか、広告撮影のセットだったりプロップだったり、クライアントワークがメインなんです。仕事のときは大概多めに仕入れるので、使われなかったお花がどうしても生まれてしまいます。「EW.Pharmacy」はお花を無駄にしないというプロジェクトなので、なるべく皆さんからキレイだねと飾ってもらえるように、撮影で使った花も再度手間を掛けて1本1本丁寧に仕上げています。

あとは、「edenworks bedroom(エデンワークス ベッドルーム)」という土日限定のお花屋さんもやっていて、そこでは毎週フレッシュなお花を仕入れています。九州や沖縄、海外など遠くから来てくださる方も多いのですが、ギリギリの仕入れで、日曜日の最後に何もなくなってしまうとわざわざ来てくださった方に申し訳ないのでやはり多めに仕入れるんですね。なのでそれもドライフラワーにして、「EW.Pharmacy」に並べています。

パッケージされたドライフラワーって珍しいですね。

実家の母がお花を捨てられない人で、めちゃくちゃ汚くなるまでずっと飾っていたんです(笑)。もらったお花だから捨てられないって。逆さにして部屋の一角にずらーっと掛けて、もちろんホコリもつもってきますよね。小さい頃の私が汚いよ、捨てなよって言ってたら、母がそのお花をビニール袋に入れだしたんです。あるときそれをふと思い出して。

ホコリがつかないのに加え、ドライフラワーにとって大敵の湿気予防にも役立っています。猫などのペットやお子さんがいるお家はそのまま飾ったり、もちろん出して花瓶に飾ったり。開封して自分好みに組み合わせをアレンジして飾ることもできますよ。

薬局スタイルにしたきっかけはなんですか?

風邪をひいたときに病院に行ったんです。診察を受け、先生が処方箋を書いてくれ、それを調剤薬局に持っていって、粉薬がでてきて。この薬って誰のものでもなく、私だけのものじゃないですか。そんなことに感動し、これをお花でやりたいと考えたんです。

いまはクリック一つで翌日にものが届く時代ですが、作り手の思いとか、もの自体を見ないで買うのっておかしいなって。薬局スタイルにすると、相談してくれて、目の前で作って、直接渡せる。ここをもうちょっとこうしてくださいっていうのも可能だし、そういうふうにして作ったものって自分が作ったという気持ちが持ててプレゼントするのも楽しいですよね。20代の男の子とかが「恥ずかしいですよ」って照れながらここで選んでくれるんですよ。彼女のこととか相談に乗りながら「ブルーのお花入れたら」とか。そういうふうに一緒にものを作るのってすごく素敵だなと思っています。

ビンに入ったものもあるんですね。

どうしても折れちゃう花があったりするんですね。短くて飾れない花も、ビンに詰めて見せればキレイだなと。すごく人気なんですよ。

お花に魅せられたきっかけはなんですか?

お花の仕事についたのはかなり直感で。もともとは洋服の仕事をしていたのですが、自分に合わないなってもやもやしていたときに、三宿のお花屋さんでスタッフ募集の張り紙を見てすぐ応募して。それまでお花屋さんに興味もなく1回も調べたこともなかったんですが、なんだか懐かしい感じがしたんですよ。いま考えるとお母さんの影響だったんだと思います。私の実家は玄関、廊下、リビング、キッチン、階段、寝室と、決しておしゃれではないですが家中にお花が飾ってあるという環境で育ったので。

私自身、師匠がいなかったのでいろいろ自由にやれたことも大きいです。お花屋さんって、何が正解で、何が不正解かってしっかり決まっている世界なんです。私は正解と不正解がよくわからないまま、こうやったらかわいいとか、自分の感性のもとにやっていたので、いまのスタイルになったのかもしれないですね。師匠がいたら、私のやっていることはありえないって怒られちゃうかもですね(笑)。

伊勢丹新宿店の花々祭では、本館3階のリ・スタイルでポップアップショップを開催されます。どのような展開になりますか?

2月21日[水]から1週間、ここ「EW.Pharmacy」と同じ薬局スタイルでやりたいと思っています。スペースの都合で20種類は難しいかもしれないですが。週末には私も来店する予定なので楽しみにしています。またリ・スタイルのアートフレームも担当させていただくので、見ていただけるとうれしいです。

花々祭のキャンペーンムービーにも参加されましたが。

ムービーは「花を愛する人」をテーマに、4つのストーリーをオムニバスで撮っていて、それぞれの登場人物からイメージしたお花をディレクションしました。たとえばおばあちゃんが子どもに花言葉を教えるストーリーだったらラナンキュラスにしたいなとか。

ムービーの撮影で使ったお花はいまドライにしているので、リ・スタイルのポップアップショップにお越しの方にプレゼントしたいと思っています。

(2月21日[水]から、新宿店本館3階=リ・スタイルで5,400円以上お買いあげの先着200名さまに差しあげます)

ショーウインドーも手がけられるそうですね。

伊勢丹新宿店のショーウインドーに生花を飾って、どんどんドライフラワーになっていくというインスタレーションのような展示を行います。きっと2週間ぐらいは日々変化があるので、何回も見に来てほしいですね。

EW.Pharmacy at ReStyle

■2月21日[水]〜27日[火]
■伊勢丹新宿店本館3階=リ・スタイル
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