伊勢丹のフランス展のご常連さんにはおなじみの「ボルディエバター」。有塩、無塩にとどまらず、海藻やレモンなどのユニークなフレーバーをラインナップしているのも人気のヒミツです。芳醇な香りとコクのある味わいは、バゲットに塗ってそのまま食べるのが一番!ではありますが、ちょっとアレンジを加えてお料理やお菓子に使うのもおすすめ。使い道が広がれば、楽しみが何倍にも何十倍にもふくらみます。
磯の香りをまとったシーフードピラフ

海で生まれ育った海藻とシーフードが、ピラフの中で再会♡文句なしに相性抜群な組み合わせが、バターの香りとコクでさらにおいしさアップ!気軽に炊飯器で炊いてもOK。筍や菜の花など季節の野菜でアレンジしても。
米 | 2合 |
冷凍シーフードミックス | 250g |
マッシュルーム(スライス) | 4~5個 |
ベーコン(みじん切り) | 30g |
玉ねぎ(みじん切り) | 1/2個 |
プチトマト(赤・黄) | 各2個 |
ニンニク(みじん切り) | 1片 |
水 | 230cc |
白ワイン | 50cc |
塩 | 適量 |
〈ボルディエ〉海藻バター | 40g |
オリーブオイル | 適量 |
塩、胡椒 | 適量 |
パセリ(みじん切り) | 適量 |
1.米は洗い水気を切る。シーフードミックスは解凍し水気を切る。
2.厚手の鍋にオリーブオイルを入れて火にかけ、ニンニクを加えて香りが出たらベーコン、玉ねぎの順に加える。玉ねぎが透き通ってきたら米を加えて油がなじむまで炒め塩で味を整える。
3.シーフードミックス、マッシュルーム、プチトマトを加えてざっくりと混ぜたら白ワイン、水を加えバターをのせる。
4.蓋をして強火にかけ、沸騰したら弱火にして12分、火を止めてさらに10分蒸らす。
※炊飯器の場合は水を加えたらジャーに移しバターをのせ炊飯する。
5.仕上げにパセリをちらし、お好みでブラックペッパー、レモンなどを搾ってできあがり。
サーモンムニエル レモン風味の焦がしバターソース

脂ののったサーモンをレモンの酸味できゅっとひきしめて。焦がしバターにクルトンとケイパーを加えたソースでグルノーブル風に仕上げたひと皿は、本格的ながらソースも付け合わせもフライパンひとつで完成します。
サーモン(切身) | 2枚 |
〈ボルディエ〉オリーブオイル&レモンバター | 80g |
レモン | 1個 |
パセリ(みじん切り) | 大さじ1 |
ケイパー | 20g |
クルトン | 適量 |
オリーブオイル | 少々 |
小麦粉 | 適量 |
塩、胡椒 | 適量 |
じゃがいも | 1個 |
ほうれん草 | 1/2パック |
1.レモンは果肉を切り出し、残りは果汁を搾っておく。
2.じゃがいもは皮をむき、一口大に切って塩を加えた湯で茹でる。ほうれん草は洗って5cmに切る。
3.フライパンにオリーブオイルとバター(分量外)少々を加え、バターが泡立ってきたら塩、胡椒をしたサーモンの両面に小麦粉をはたきつけて入れる。
4.強火にして香ばしい焼き色が付いたら裏返して弱火にし、裏面にも焼き色をつけ、火が通ったら皿に取り出す。
5.サーモンを焼いたフライパンの油を拭き、バターを少々加え(分量外)ほうれん草を入れてさっと炒め、しんなりとしたら2を合わせて塩、胡椒しサーモンに添える。
6.5のフライパンに分量のバターを加え、中火で全体が均等になるように焦がしバターを作る。
7.香りが立ってきたら火を弱め、1のレモン、レモン汁、ケイパーを加え、塩、胡椒で味をととのえる。
8.最後にクルトン、パセリを加えてよく混ぜ合わせサーモンに流しかける。
9.お好みのハーブを飾ってできあがり。
シナモン香るりんごの塩バターケーキ

しっとりとした食感、甘酸っぱいりんご、鼻を抜けるバターの香り…ひとつのボウルに材料を入れて混ぜるだけのお手軽スイーツ。りんごは酸味が比較的強い品種がおすすめ。ラム酒を加えればちょっぴり大人の味わいに。
卵 | 3個 |
薄力粉 | 300g |
グラニュー糖 | 250g |
〈ボルディエ〉有塩バター | 125g |
サラダ油 | 75g |
ベーキングパウダー | 小さじ2 |
りんご | 2個 |
レーズン | 60g |
シナモンパウダー | 少々 |
1.りんごは皮をむき、8等分して芯を取り1cm幅に切る。
2.バターは湯煎にかけて溶かしておく。
3.大きめのボウルに卵を入れ、グラニュー糖を加え泡立て器で白っぽくなるまで混ぜたらバター、サラダ油を順に少しずつ混ぜながら加える。
4.薄力粉とベーキングパウダー、シナモンパウダーを合わせてふるいながら3に加えゴムべらでさっくりと混ぜる。
5.粉っぽさがなくなったらりんご、レーズンを加えてざっくりと混ぜ合わせる。
6.耐熱の器にバターを塗り生地を流し入れ180℃のオーブンで30分~40分焼く。きれいに焼き色が付き竹串を刺し生地が付いてこなければオーブンから取り出し、網の上などで冷ましてできあがり。ひと晩寝かせるとよりしっとりとした食感に。
※型がない場合は、天板にクッキングシートを敷いてそのまま流して焼いたり、マフィンカップやパウンド型で代用しても。

上から〈ボルディエ〉
ブール・ドゥ・バラット・ドゥミセル(有塩バター) 300点限り 1,674円(フランス製/125g)
ブール・ドゥ・バラット・オ・アルグ(海藻入りバター) 300点限り 1,998円(フランス製/125g)
ブール・ドゥ・バラット・ユイルドオリーブ・レモン(オリーブオイル・レモン バター) 100点限り 1,998円(フランス製/125g)

レシピ監修:柏原敏宏氏
東京・広尾のレストラン「 Petit Point」でフランス料理の基礎を学ぶ。現在は南青山の紹介制レストラン「ドゥ アンジュ ア ターブル」のシェフを務め、お客さまのお好みやオーダーに合わせて創作性豊かな料理を提供している。